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2019年08月28日
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怪物化していくクレーマーと3ヶ月間の攻防戦。

賃貸管理業務はクレーム処理業務と言われることがあります。

設備の不具合や迷惑行為に対する通報は、すぐに改善してやらなければなりません。

しかし、なかには自分中心の要求をしてくる理不尽な人もいます。

始まりは、小さな虫一匹からでした。

その人は県外から引越して来ました。入居日から数日が経過したころ電話が鳴りました。

(実際は住んでおらず梱包されたままの荷物だけ置いてありました)

「部屋に虫がいる。駆除して消毒してください。」

小さな虫が多数いたので、すぐに対応して入居者へ報告しました。

「クリーニングきちんとしてあるの?床とかごみがついてるよ。」

「これじゃ住めないよね。」今度は、こう言われました。

少し様子が違う人だな?と社内でも情報共有のためミーティング。

それから、毎日、電話(苦情)の嵐。一日中鳴り続けます。

3ヶ月に渡る戦いの始まりでした。

「健康被害だ」「謝罪しろ」「責任を取れ」

ついに、「損害賠償だ」金員を請求されました。

誰も言えなかった“この部屋から出て行ってください”

何度も何度も足を運びました。

建設会社も清掃業者の社長さんも、入居者の元へ説明に行きました。

“きっと分かってもらえる”みんな一生懸命でした。

綱渡りをするような毎日。電話が鳴るとみんな身構えていました。

そんなある日、ついに均衡が破られます。

一時の避難部屋として提供していた部屋の明渡し日を守らなかったのです。

(清掃や調査で様子を見るために別の部屋を期限付で用意していました)

ここから形勢逆転。

度重なる理不尽な言動と行動を正さずにはいられませんでした。

「もう出ていきます。」

この時のうれしさは忘れられません。

大家さんも大喜びで安堵されました。

 

正直、ここでは言えないこともあります。

振り返れば、この手の常習犯だったのではないかと鳥肌が立ちます。

結局、この人は荷ほどきすることなく部屋を出ていきました。

 

3ヶ月間ずっと言いたかった言葉、“もうこの部屋から出て行ってください”。

我慢して良かったです。

言えば、火に油を注ぐようなもの。莫大な請求をされたもしれません。

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