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2021年02月12日
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怪物化していくクレーマー“3ヶ月間の攻防戦”。

賃貸管理業務は、クレーム処理業務です。

設備の不具合や迷惑行為に対する通報は、すぐに改善が必要です。

しかし、なかには自分中心の要求をしてくる理不尽な人もいます。

始まりは、小さな虫一匹からでした。

その人は県外から引越して来ました。

入居してから数日が経ったころ、電話が鳴りました。

(実際は住んでおらず梱包されたままの荷物だけが置いてあります)

「部屋に虫がいる。駆除してちゃんと消毒してください。」

すぐに虫を駆除して清掃作業をしました。

これで、一件落着と思いきや、

「クリーニングきちんとしてあるの?床とかごみがついてるよ。」

「これじゃ住めないよね。」

今度は、こう言われます。

少し様子が違う人だな?

社内に持ち帰り、ミーティングをして情報共有しました。

それから、毎日、電話(苦情)の嵐。

一日中鳴り続けます。

3ヶ月に渡る戦いの始まりとなりました。

「健康被害だ」「謝罪しろ」「責任を取れ」

冷静に話し合うことなんか出来ません。

そして、ついに「損害賠償だ!」

金員を要求されました。

絶対に言えなかった(NGワード)“退去してくれ”

何度も何度も足を運びました。

建築した建設会社の社長まで引っ張り出し、入居者の元へ説明に行きました。

清掃業者は、他の仕事が出来ないくらいつきっきりの状態。

新築なのに、何度も何度も清掃作業です。

“きっと分かってくれる”みんな一生懸命でした。

 

綱渡りをするような毎日。電話が鳴るとみんな身構えます。

そんなある日、ついに均衡が破られます。

一時の避難部屋として提供していた部屋の明渡し日を守らなかったのです。

(健康被害で住めないから別の部屋を無償で貸してました)

ここから形勢逆転。

度重なる理不尽な言動と行動を正さずにはいられませんでした。

「こんなとこには住めない!もう出ていく!!」

この時のうれしさは忘れられません。

大家さんも大喜びで安堵されました。

 

正直、ここでは言えないことがたくさんあります。

振り返れば、この手の常習犯だったのではないかと鳥肌が立ちます。

結局、この人は荷ほどきすることなく退去しました。

 

3ヶ月間ずっと言いたかった言葉、“もうこの部屋から出て行ってくれ”。

皆、言いたかった言葉です。

我慢して良かったです。

言えば、火に油を注ぐようなもの。

しめしめと莫大な請求をされたもしれません。

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