有限会社ベストホーム
2021年05月15日
ブログ
自宅マンションを賃貸しました。税金はどうなりますか!?
急な転勤になりました。
自宅マンションを人に貸すことにしました。
税金面で気を付けること、ありますか?
家賃収入があれば確定申告が必要になります。
自宅マンションを賃貸すれば家賃が入ります。(家賃収入)
この家賃収入から経費を引いた年間所得が20万円以上になれば確定申告が必要です。
では、経費にはどんなものがあるのでしょうか。
・自宅マンションの固定資産税・都市計画税
・火災保険料
・管理組合に支払う管理費等
・家主が負担した修繕費用
・不動産会社に支払った仲介手数料
・建物部分の減価償却費(土地には減価償却費がありません)
・住宅ローンの利息部分(住宅ローンの返済がある場合)
以上が、経費となります。
これら必要経費を差し引いた家賃収入が20万円以下であれば確定申告は不要です。
家賃収入には共益費や礼金も含まれるので注意が必要です。
なお敷金については、退去時に返還するものなので収入には含まれません。
税額控除は受けられませんか?
税額控除を受けることも可能です。
条件は、自宅を賃貸した日から2ヶ月以内に所定の書面を税務署に提出すること。
・所得税の青色申告承認申請書
申請書を提出することにより、確定申告の際に所得金額から10万円が控除されます。
ここで、気を付けることがあります。
それは、住宅ローンの返済がある場合です。
この場合、住宅ローン控除は受けられなくなりますので覚えておきましょう。
ただし、一定の手続きをすることにより再度、居住を開始した時に住宅ローン控除が再適用されることもあります。
関連した記事を読む
- 2024/11/23
- 2024/11/21
- 2024/11/19
- 2024/11/18