不動産の日アンケート調査にみる。今、不動産は買い時なのか!?
景気は上向いているのでしょうか、実感としていかがですか?
そんな現在の不動産に関する調査レポートが発表されました。
今、不動産は買い時なのか・・・
賃貸派が過去最高の割合になりました
持家or賃貸。
あなたはどっち派ですか?
全体で見ると、持家が80.5%。賃貸が19.5%。
圧倒的に持家派が多数を占めています。
マイホームは根強い人気があることが伺えます。
しかし、賃貸派も過去6年間の調査レポートで見ると最高の割合となりました。
10%前半で推移していた賃貸派が、今回20%に迫る調査結果となりました。
背景にあるのは今の不動産市況。
この賃貸派。今後、増えていくものと予想されます。
・[2013年度~2018年度持家派or賃貸派調査レポートより:宅建協会出典]
住宅購入でいちばん重視すること“購入金額”です
マイホーム購入を検討する時、いちばん重視するのは購入金額。
ネットを覗けば、比較検討できるヒントがいっぱいです。
ここ数年の住宅価格は上がっているのか、それとも下降傾向なのか。
検討している間取りタイプの近隣相場は、いくらくらいなのか。
そもそも今は買い時なのだろうか?
気になる調査レポートの結果は、次の通りでした。
・買い時だと思う「16.3%」
・買い時だと思わない「22.6%」
・わからない「61.0%」
買い時と思わない人が多いようです。
ところで、その買い時だと思わない理由は何だと思いますか?
・「不動産価値が下落しそうだから…29.8%」
今の住宅価格が高止まり傾向と判断され、今後、不動産価値は下がっていくものと予想されているようです。
変化していく“住まいに対する意識”とは
住まいを検討する時、いろんな条件があります。
立地であったり、デザインや機能性、また間取りや利便性などさまざまです。
この住まい選びに対する意識が、大きく変化してきているようです。
背景にあるのは、地震や水害など自然災害(天災)です。
アンケート調査での回答をいくつか挙げてみます。
・築年数や構造(免震・耐震)について考える…47.1%
・地盤の状況を意識する…31.3%
・緊急避難場所や防災マップを意識…30.0%
・帰宅経路を意識する…11.2%
これからの住まいを提供するにあたって大切な要素がたくさん挙げられています。
住まいに携わる責任ある立場として、しっかりと取り組まなければいけないことです。
調査レポートはそのことを教えてくれるものです。
・出典全国不動産協会「不動産の日」アンケート調査レポートより
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