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2021年04月25日
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お部屋を借りる時、火災保険に加入しなければならないの?
お部屋を賃貸するとき、必ず火災保険加入を勧められます。
保険料がもったいないからと、火災保険の未加入は止めてください。
火災保険は予期せぬ幅広い事故に備えてくれます。
例えば、あなたが火災を起こしてしまい部屋を全焼させてしまった。
当然、あなたの火災が原因なのですから、大家さんに弁償しなければいけません。
払うお金がないからと済む話ではありません。
これは、債務不履行責任といって大家さんに賠償する責任を負うものです。
焼けてしまった部屋を元通りにするには、大金が必要です。
そんな予期しないアクシデントに備えるものが、火災保険(賃貸住宅総合保険)。
その火災保険の“借家人賠償責任保険”で、しっかりと補償してくれます。
また、入居期間と火災保険の加入期間は、しっかりと合致させてください。
ベランダから物干し竿を落として、下の階の植木鉢を破損させた。
賃貸マンションは、共同住宅です。他にたくさんの人が住んでいます。
良く晴れた気持ちのいい休日の朝。
布団を干そうとして、物干し竿を下の階のベランダに誤って落としてしまった。
そして、下の階に並べてあった観賞植物の鉢を粉々に壊してしまった。
当然、壊した植木鉢は弁償しなければなりません。
あくまでも不注意(過失)で起こした事故ですが、相手方に賠償責任を負います。
これは、不法行為責任といいます。
今回は、物(植木鉢)でしたが、人に怪我をさせても同じ賠償責任が発生します。
これも、まさかの予期せぬアクシデントです。
火災保険にちゃんと加入していれば、“個人賠償責任保険”で補償できます。
火災保険加入の重要さがお分かりいただけたらラッキーです。
お部屋を借りることは、同時に、責任を負うということです。
火災保険加入をお願いします。
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