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2022年12月14日
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イールドギャップは実質利回りで判定する。
収益物件の投資指標として、イールドギャップがある。
利回りと借入金利との差が大きいほど、その収益はいいと判断される。
表面利回りで判断すると投資が失敗していることも。
収益物件を買う時は、表面利回りがとかく目立ってしまう。
例えば、(物件価格:¥9,000万円/表面利回り:7.2%)の物件があれば思わず買ってしまいそうになる。
借入金利を、2.5%とすればそのイールドギャップ差は、4.7%となる。
これなら、将来にわたってずっと収益を生み続けてくれそうなので安心する。
だが、実際には多くの運営経費がかかっている場合もある。
管理費、エレベーター保守料、通信費、清掃費、その他メンテナンス費用など。
それらの経費を引いたら、、(実質利回りは:3.5%)だったなんてことも。
こうなれば、イールドギャップはわずか(1%)。
そして、ここに大きなトリックが隠されている。
そう、これら利回り計算のべースとなる【満室想定家賃収入】である。
入居が厳しい立地の物件であれば、イールドギャップは(常にマイナス)となる。
こうなれば、何のために高額の収益物件投資をしたのか分からなくなる。
物件を持ち続ければ持ち続けるほど、収支は赤字となってしまう。
自らの投資指標を持って判断することは、とても大事なことである。
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