有限会社ベストホーム
2020年08月09日
ブログ
たまたま耳が聞こえないだけ。
聴覚障害者は全国に約35万8000人。
1000人のうち3人、耳が不自由な人たちがいる。
私にも、すぐ身近にろう者がいる。
耳が聞こえない人に、手話を介して通訳を行う人たちがいる。
「日本手話」は日本語と文法が異なる言語だそうだ。
ろう者は、目を耳にして言葉を追う。
筆談では、瞬時の喜怒哀楽を伝えられない。
だったら字幕があれば耳が聞こえなくても大丈夫ではないか。
そう思うのが健常者の考え。
空気を読む文化。
日本語はそんな遠回しな表現やあいまいな言葉が多い。
そんな日本語を手話に訳してもストレートに伝わらないらしい。
また驚くことに、手話も地域によって訳し方が異なるという。
そんな実情を目の当たりに奮闘される手話通訳士が全国にいらっしゃる。
手話はできないけれど、そんな現実があることを知り思いを馳せる。
「耳が聞こえないのが障害ではない。」
「その人と関わりたいと思っている人と人との間に障害は生まれる。」
先哲の言葉です。
関連した記事を読む
- 2024/11/09
- 2024/08/27
- 2024/08/24
- 2024/08/23