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2019年08月17日
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“ペット不可マンション”がある日突然“ペットOK”マンションに変わったとき

ペット飼育が禁止されていた賃貸マンション。

空室が目立ちはじめたある日、オーナーさんがとった行動とは・・・

動物アレルギーの入居者さんにとっては“死活問題”です。

賃貸マンションの空室が目立ち始めました。

募集活動は頑張っているけど、なかなか入居が決まらない。

そんなある日、オーナーが突然とった行動。

それは、“ペット飼育可マンション”にしたことでした。

 

賃料と敷金はそのままの条件。

ほどなく、猫を飼われる若い女性が入居されました。

ペット可物件に入居したのだから、この女性は何も悪くありません。

ペットは家族です。

出掛けるときも、猫ちゃんとエレベーターを利用します。

当然、同じマンションに住む入居者もエレベーターを使用します。

 

ところが、はちあわせになったある入居者さん。

なんと動物アレルギー疾患があり、大変なことになってしまいました。

“ペット可”と“ペット不可”の2つの目的が共存する賃貸マンション。悪いのはだれ!?

賃貸借契約では、賃貸借の目的を定めなければなりません。

貸主(この場合オーナー)は目的に従って物件を使用させなければなりません。

 

ところが、この賃貸マンションは“ペット不可”と“ペット可”の2つの目的が存在します。

借主はそれぞれ、契約の目的にちゃんと従って使用しています。

この場合における、貸主と借主。

どちらが悪いでしょうか?

 

ペット不可の目的で契約をした借主に対して、明らかにオーナーの義務違反となります。

ましては、動物アレルギー疾患があり発症までさせてしまいました。

オーナーの責任は重大です。

 

結局、オーナーは“ペット可マンション”として運営していく決意をします。

目的変更の通知とペット可物件に同意をもらえない入居者には、引っ越し費用などの負担をして退去してもらいました。

 

安易に“ペット可マンション”にしたため、思わぬ出費をすることになったオーナー。

「もう少し慎重に考えて行動すればもう少し出費をおさえられたかも、、」

反省しきりですが、気持ちを切り替えて現在、満室に笑顔が輝いています。

 

■空室対策のアイデアや実体験をぜひお聞かせください。

この記事を書いた人
森枝 真伸 モリエダ マサノブ
森枝 真伸
少子化で人口減少時代だからこそ賃貸経営はますます“質”が重要になると考えます。その質とは管理ではないでしょうか。それから、管理を計測することです。試行錯誤して得た失敗や反省など赤裸々な体験が力になると信じます。自身の経験や失敗から得た僅かながらの知識などお伝えできればと思います。真心通うあたたかい賃貸管理を心掛けています。お気軽にお声掛けください。何とぞよろしくお願い申し上げます。
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