“1万円”の家賃の差で“200万円”損をする⁉[不動産売却]
収益物件を売却する時、重要な指標が利回りです。
当然、高い家賃で貸すことができていれば、高く売ることができます。
高く貸せれば高く売れます。[不動産売却]
自分の物件はいくらで、貸せるのだろうか?
だれしも気になるところです。
インターネットで家賃相場を検索すれば、だいたいの金額帯が分かります。
だからと言って、自分の物件も相場家賃に必ずしも合わせる必要はありません。
「そんなこと言ったって相場より高ければだれも借りないじゃん!」
もちろん、そんな反論もあります。
しかし、自分が大家さんなら少しでも高い家賃で借りてもらいたいはず。
高い家賃で貸せれば、年間の収入にも大きな差が出ます。
そして、ついに売却する時がやってきます。
その時こそ、効果を発揮することになります。
では、高く貸すにはどうすればいいのでしょうか?
あなたの不動産を高く貸す方法とは?[不動産売却]
どの物件も、同じであるはずがありません。
必ず、短所もあれば長所もあるはずです。
高い家賃を取りたいのなら“長所”をパワーアップすることです。
ここがポイントです。
短所を消して、長所(付加価値)を声高々に歌いあげましょう!
・駅やショッピングモールのとなり(疲れにくい毎日)
・職場までちょうどいい距離感(夜勤がある医療関係者やお水のお姉さんお兄さん)
・保育園や小学校まで10メートル(小さいお子様を持つご家庭)
・街中の広い間取り(逆転の発想)
・駐車場が200%
・分かりやすい住宅設備や防犯設備(シンプルイズベスト)
・オタク好みなマニアックな部屋もしくはビル外観(自分の好みと真逆)
・ここからしか見ることができない眺望(癒しと特別感)
・ここに住むことの優越感(殿様もしくはお姫様気分)
などなど、リストアップすればいろんな長所が見えてきます。
少しでも高い家賃で借りてもらいたいなら、、、
“付加価値”を探す!ことです。
200万円高く売れた中古マンション実例[不動産売却]
4LDKの分譲マンション。
鹿児島市の分譲賃貸の家賃相場は駐車場が1台付いて「12万円~15万円」。
・築10年未満/76㎡~
「このマンションを表面利回り6%で売却したい。」
こんな目標を立てて、2年前に賃貸に出しました。
15万円の家賃でも、借り手は見つかるはず。
しかし、あと1万円高く“16万円”の家賃設定をしました。(駐車場代別で)
なぜならば、このマンションにしかない付加価値を確信していたからです。
募集を開始して程なく借り手が見つかりました。(家賃交渉もなく)
契約から2年経っても、まだ借り続けてくれています。
その間のローン返済の手出しはありません。
そして先月。
目標の「6%=3200万円」で売ることが出来ました。
もし、妥協して15万円で貸していたなら「6%=3000万円」です。
200万円も損をしたことになります。
付加価値を探して、それをアピールするだけです。
その効果は、200万円の利益になりました。
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