金利上昇に備える“オーナーのとるべき対策”とは!?
2024年3月、日本銀行はゼロ金利政策を解除しました。
同じく、9月には短期プライムレートを1.475%から1.625%に引き上げた。
このころから頻繁に、借入先の金融機関から連絡が入るようになる。
いつ借入金利が引き上げられるのかと、冷や汗の毎日。
変動金利はプラス0.15%に引き上げられた、
結論、現行の借入金利にプラス0.15%上乗せされ返済がリスタートした。
(変動金利の場合、固定金利切替の場合は個別条件)
2024年10月から適用され、すかさず返済金額が増えることになった。
物件ごとに違いはあるが、約1万円前後の増額。
(借入金1億円/期間25年/当初金利1.5%)
毎月の収支やキャッシュフローに、少なからず影響を与えることになっていく。
居住用は退去時に。事業用は書面で通知をする。
金利上昇の今、賃貸経営オーナーが取るべき対策は、家賃アップしかない。
ただ、とてもデリケートな話しになるので慎重にやるべきだ。
居住用物件の場合は、退去して次の新規募集分の家賃から上げる。
更新時に通知すると、合意が難しくトラブルとなり手間ひまを取られる。
事業用契約者には、期間満了前の12ヶ月、6ヶ月や3ヶ月前と事前に通知をしていく。
その際、しっかりとなぜ家賃を上げるのかを説明すること。
例えば、経費上昇(エレベーターや光熱費、その他修繕費など)など、書面にする。
時間をかけて合意形成していくしか方法はない。
法人契約の場合は、すんなり再契約できる確率が高い。
(たぶん、お互い様なのだろう)
いくら増額するか!?なぜその金額なのか!?
何度も言うが、賃料アップは慎重に順を追ってやるべきである。
相場賃料、同等物件の最新賃料や、固定資産税、経費上昇率等など、ちゃんと調べる。
その根拠を、分かりやすく示すことがオーナーの責務である。
ただ、どうしても納得がいかずに退去される方もいるだろう。
残念なことではあるが、仕方ない事だとそこは割り切るべき。
新陳代謝をすれば、新しく生まれるものが必ずあるものだ。
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