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2019年12月29日
ブログ

“音の問題”は集合住宅の永遠の課題かもしれません。

賃貸管理をしているとさまざまなトラブルが発生します。

なかでも苦情が多くかつその解決が長期にわたるものが“音”に関するものです。

殺人にまで発展したケースもある騒音問題。

その日は突然にやってきます。

「となりの部屋の洗濯機の音がうるさくて眠れない!どうにかして!」

それから毎日が戦いです。

(けして悪者を退治するわけではありません)

当事者のお話を詳細に聞き対処してもらうようひたすら懇願します。

一時は平穏が訪れたとしても、またその日がやってきます。

「朝から掃除機の音がうるさくて落ち着かない!気が変になりそうだ!」

一度、騒音と感じた入居者さんはなかなか収まりません。

 

過去には、ピアノの音や子どものはしゃぎ声が原因で殺人にまで発展したケースもある集合住宅での騒音問題です。

※1974年神奈川、1982年東京での事件

 

管理者としては、神経が磨り減る毎日です。

“どこからが騒音なのか”線引きがとても難しい

たまたまどんちゃん騒ぎをして迷惑を掛けたのなら、原因もはっきりしているので注意すれば収まります。

しかし、いろんな人が生活する共同住宅。

日勤で朝型の生活をしている人。

夜勤で夜型の生活をしている人。

このような生活のリズムがまるっきり違う人同士が隣人になると大変です。

 

うえのクレームもまさにこのパターンでした。

結論から言えば特効薬はありません。

・お互いの入居者さんの言い分をただひたすら聞き続けた

・騒音がする夜の時間及び朝の時間にお部屋に行って確認

・洗濯の時間、掃除の時間を少しずらしてもらうようお願い

・吸音材やカーペットを渡す

・オーナーにすべて報告していることを伝える

こうような対処法で何とか乗り切ることができました。

“受忍限度”があることと“当事者間”に任せないこと

法律上には受忍限度という考え方があります。

これは社会生活上、受け入れなければならない音もあるということです。

例えば、お昼の時間であれば55デジベル以下、夜間であれば45デジベル以下といったものがあります。

※各自治体や管理規約等により定めがあります。

・40~50デジベル=ささやき声、静かな事務所内

・50~60デジベル=小さな声、授業中の教室

・60~70デジベル=普通の会話、掃除機の音、電車の車内

・70~80デジベル=ピアノ演奏、大型幹線道路

当社でも、場合によってはこのような受忍限度のお話をさせていただくこともあります。

 

そして、一番大事なことは騒音トラブルの当事者同士を会わせないことです。

当事者間に任せてしまうとさらなるトラブルに発展する可能性が大きくなります。

 

クレームが来たら即行動!これが一番の特効薬かもしれません。

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