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2023年09月22日
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収益物件投資を安全にする目安[減価償却費]
収益物件へ投資をする際には、いろんな指標を用います。
投資家それぞれの投資指標があるなかで、今回お伝えしたいのが[減価償却費]。
毎月の決算書(試算表)を見るだけで、投資の安全性が簡単にわかります。
返済額より減価償却費が多いのか?少ないのか?
損益計算書であれば費用科目の中にある[減価償却費]。
貸借対照表であれば固定資産科目の中の[減価償却累計額]。
たとえば、毎月の減価償却費が270万円であれば、年間では3240万円になる。
一方、借入金の年間の返済額が3800万円とする。
■減価償却費:3240万<借入返済額:3800万
※ここでは支払利息割引料は考慮しない
差額の560万円は、資金を持ち出ししていることになる。
個人差(収益力)があるので許容範囲といえばそれまでだが、減価償却費は年々、減少していくことを確認したい。
合わせて、借入金の金利動向には要注意である。
※設備等の償却年数はもっと早い
リバランスを常に意識して、自分の不動産投資の安全性をチェックしたい。
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