暖房を上手に節約して暮らしをアップ♪うれしい賃貸
寒くなる季節。
暖房をうまく利用してエコにもなる。そんな節約術お伝えします。
一日単位で考えるとわずかな節約。しかし年間通すと大きな差が出てきます。
はじめに節電クイズ?
Q.エアコンの風量は「弱」がいいか?
A.ノー
風量設定が弱いと設定温度に近ずけようとエアコンがフル稼働。余計な電力を消費します。正解は「自動」設定です。
Q.冷蔵庫は詰め込み過ぎると電気代が高くなる?
A.イエス
詰め込み過ぎると冷気の循環が悪くなり電気代が高くつく。多くても7~8割程度に。ちなみに、冷凍庫は満タン状態が理想です。
Q.丸一日炊飯器の保温と炊飯一回の使用電力は同じか?
A.ノー
正解は10時間。半日程度ならスイッチを切って常温保存。それ以上は冷凍保存しましょう。10時間以上も保温するなら新たに炊飯した方が効率的です。
いちばん消費電力が大きいエアコン
エアコンの消費電力は家庭全体の25%。
それぞれが各部屋で使用すれば電気代はどんどん上がります。
リビングに集ってみんなで利用するなら大きく消費電力を抑えられます。
ひとりなら思い切つてエアコンを使わない選択も。エアコンよりも消費電力も少なく効率的な暖房器具もあります。
暖房器具には3種類あります。うまく使い分けることで節電効果とエコ対策。
・エアコンのように温風を送る対流式
→リビングなど団らんスペースに集まって使用
・ハロゲンヒーターなど熱を放射する輻射式
→料理するときなどキッチンで使用
・カーペットなど直接触れて効果がある伝導式
→ひとりで勉強するときなど
また持ち運べる電気ひざかけなどもうまく利用することで暖房効果があります。
暖房を使わない工夫
時には暖房を使用しないことや設定温度を低めにするなどの工夫も必要です。
・窓の冷気をふさぐ
カーテンを厚い生地や床に着くくらいの長めにする。クッションやたおるなどでカーテンのすき間を埋める。
・3つの首を温める
首。手首。足首。この3ヶ所は動脈が皮膚に近い場所にあるので温めれば体中がぽかぽかしてきます。それと足先より足首を温める方が断然効果あり。靴下よりレッグウォーマーがおすすめ。
・部屋を過湿する
40%~60%程の湿度がベスト。湿気は体感温度をあげてくれます。気化式の加湿器が節電効果が高いです。また部屋に洗濯ものやカーテンを丸ごと干すなんて方法もありです。
湯沸かしは高エネルギー
・水を1分間出す=2.7円
・お湯を1分間出す=9円
※出典:資源エネルギー庁家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬
その差は約3倍にもなります。給湯の使用方法などの見直しも大きな節約になります。
くれぐれもお湯の流しっぱなしにはご注意を。蛇口からどんどんお金が流れていくようなものです。
保温する家電はコストがかかると思え
電気ポットや炊飯器といった保温機能を保つ電化製品はコストがかかります。
ひとり暮らしなどあまりお湯を使わないのであればその都度沸かす。たくさん使うのであればポットなどに移して使用するなどちょっとした工夫でエコ生活です。
あなたのライフスタイルに合わせて使い分けて見てください。
また10年以上経過している電化製品であれば、おもいきって買い替えることも検討してみては。
高機能の省エネ家電は長い目で見ればかなりの電気代節約になります。
買い換える際は以下の比較サイトを参考にされてみてはいかがですか?
節約のポイントは“効率”
お話してきたように、大きな節約節電に効果を発揮するのは家庭のなかで「熱を発するもの」を意識して効率的に使用することです。
こまめに電気を消すとか節水することも大切ですが、それよりもエアコンや給湯機などの使い方を見直すだけで電気代がいつもよりお得になるはずです。
ぜひご家庭で試されてみてください。
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