アウトドアを楽しく過ごす防寒対策とは?5本指ソックスは効果あり⁉
気温がグンと下がってきて朝夕の冷え込みが強くなりましたね。
寒くなると外に出るのも億劫になりがち…。
でも大丈夫!ちょっとした防寒の知識を身に着けるだけで暖かくなります。
防寒対策に5本指ソックスは効果あるの⁉
5本指ソックスを履いている人、結構いますよね。
この5本指タイプソックス。
すべての指を覆うので暖かなイメージがあります。
でも実際は逆効果なんです。
理由は「水と空気と風」の調整がアンバランスになるため。
綿素材の靴下の場合、綿は汗を吸って保水したままの状態を維持します。
その水分を気体に変えるときの気化熱で体温を奪います。
すなわち、結果として指ごと冷やしてしまい保温には逆効果なんです。
綿素材じゃなければ大丈夫なの?
だとしたら、綿素材以外の靴下なら大丈夫なのでしょうか?
実はこれも間違い。
空気を暖めるには熱源が必要。
5本指の靴下は熱源である隣同士の指すべてを布で覆ってしまいます。
なので、熱源を遠ざけてしまうので逆効果になるんです。
熱源がないから、どんどん寒くなってしまいます。
手袋もミトンの方が暖かい
手袋も同じ原理ですね。
熱源である指を遠ざけてしまう5本指タイプの手袋より、5本指に分かれていないミトンの方が暖かく防寒効果がアップします。
雪のとき綿素材の靴下は履かないこと
雪の時などは、長靴を履くこともありますよね。
この長靴を履くときこそ、綿素材の靴下は避けてください。
おさらいです。
綿素材は汗を気化熱で体を冷やしてしまう。
だから防寒には向いていないんです。
カイロを上手く使って防寒アップ
カイロの上手な使い方、知ってますか。
カイロは、直接肌に付けるよりダウンなどのポケットに入れるととても効果的!
ダウンも汗が付くと水で羽根を閉じてしまって空気をつかめなくなる。
また、汗をかくと気化熱で体温を下げてしまいます。
だからダウンのポケットにカイロを入れる。
そして、ダウン自体を空気で膨らませる方が断然防寒効果があがります。
動かない空気層が自然界最強の断熱材
もうすぐ冬本番が到来です。
なかでも、風が強い日はいっそうの防寒対策をしたいところ。
風速1メートルで体温が1度下がると言われています。
いちばんの防寒は動かない空気層を服のなかにつくること。
動かない空気層が“自然界最強の断熱材”。
ぜひ覚えておきたいですね。
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