自宅マンションで今すぐできる!命を守るための[防災対策]
予測がつかない自然災害。地震はいつ起こるか誰にも分かりません。
万一、災害に見舞われたとき最優先にやるべきことは家族の命や身体を守ること。
今すぐその備えに取り組みませんか。
分譲マンションでできる3つの防災対策
1つ目は、家具の固定化です。
地震による揺れは高層になればなるほど、長周期振動とよばれる揺れで家具の転倒リスクが高くなります。しっかりと転倒防止の金具などで固定しましょう。
●ポイント
→固定金具などの杭を打つとき、専用部分と共用部分の壁があることに気を付ける。隣家との境界になる内壁の奥のコンクリート部分は共用部分になる。この奥深くに杭を打ち込まなければならない時は管理組合の承諾が必要(一般的に)。
2つ目は、水と非常食の備蓄。
大規模な地震による広域災害になると物流網が破たんします。せめて家族が1週間耐えしのげるくらいは準備するべきです。
●ポイント
→カセットコンロと水があればある程度の調理が可能になる。
3つ目は、トイレを考える。
マンションの場合、排水管が破損すると長期間にわたりトイレが使用不能となります。非常用の簡易トイレなど各自で準備しておきましょう。
●ポイント
確認したいマンション共用部の火災保険の補償内容
自宅マンションや家財など資産を守るという点で、火災保険も目を通しておくべき。
今一度、ご自宅の火災保険の内容をチェックしてみてください。
お手元の保険証券等の記載内容で保証内容はすぐに確認できるはずです。
合わせて気になるのが、マンション共用部に対しての保険です。
自宅は保険でカバーできても万一、共用部が無保険状態であればその修復はとても困難になります。
こうなれば、マンションの資産価値も大きく下がりかねません。
マンション共用部の保険は管理組合で加入します。
総会の議事録や管理組合に問い合わせてみるなど、しっかりと確認したいです。
保険の契約期間が過ぎていた、なんてこともあるかもしれません。
有事は管理組合が災害対策本部になる
被災した時、マンション管理組合が災害対策本部の機能を果たすこともあります。
非常時に備えた管理組合独自のマニュアル策定の有無。
また、自治体との連絡網などその方法や機能を事前に知っておくべきです。
少しは、管理組合の活動にも興味を持ちませんか。
活動に参加することで、意識が変わるかもしれません。
定期的に行われるマンション避難訓練などにも、ぜひ参加してみてください。
毎回、書面決議で済まさずに、たまには顔を出すことをおすすめします!
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