その空室リフォーム、本当にやる価値あるの⁉[空室対策]
築年数が経過してくると、入居率がじわじわと低下します。
「家賃をさげませんか?」「リフォームをしませんか? 」
管理会社の担当者から提案されます。
悩んだ挙句、リフォーム工事を決意。早速、見積書を取りよせてみて、驚く。
‟もし、こんなに費用かけて入居が決まらなかったらどうしよう…”
リフォーム費用は、どこまでかければいいの⁉[空室対策]
言われるままに、工事して、本当に空室は埋まるのだろうか…。
リフォーム工事すれば、家賃は値上げできるだろうか…。
多額な工事費払って、何も変わらなかったらどうしよう…。
適正なリフォーム費用ってないのだろうか…。
オーナーとしては、不安です。
でも、その不安を和らげる方法があります。
その答えは“はじめに試算”してみることです。
簡単な計算方法がありますので、お試しください。
※かけられる工事費=(リフォーム後家賃―現状家賃)÷取得時利回り
例)■現状家賃25,000円 ■リフォーム後想定家賃30,000円 ■取得時利回り10%
((30,000-25,000)÷10%)×12ヶ月=600,000円※かけられる工事費
この工事費以内で抑えるようなリフォームが望ましいです。
また、参考までにリフォーム利回りについてもお伝えします。
※リフォーム利回り=(家賃増加分×12ヶ月)÷工事費×100
例)■現状家賃25,000円 ■リフォーム後想定家賃30,000円 ■増加家賃5,000円
■リフォーム工事費300,000円
((5,000×12)÷300,000)×100=20%※リフォーム利回り
売却や購入の指標としても使えます[空室リフォーム]
もし、これからアパートを売却する予定がある。
または、これから購入しようしている賃収物件がある。
このような売却や購入時の投資判断の指標としても使えます。
※リフォーム利回り≧取得時利回り(売却時利回り)
上記を比較してください。
取得時利回りより、リフォーム利回りが大きければ(もしくは同じであれば)〇です。
売る時や、買う時のひとつの判断基準として、正解と言えます。
オーナー独自の基準数値をお持ちかもしれません。
上記の計算式を応用して試されてみてはいかがでしょうか。
抱えているお悩みが、少しは、すっきりするはずです。
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