台風シーズンになりました。事前に準備することとは。
台風が到来する季節に突入しました。
お部屋の外だけに限らず、室内の台風対策も重要です。
台風が本格的に近づく前に、今一度、見直しや準備・対策をしましょう!!
ご入居者のみなさまへ、事前の準備をお願いします。
■懐中電灯など防災グッズ、非常食の確認・準備
強風・大雨による停電の可能性も大きくなりますよね。
日中はまだ明るくていいですが、夜間に停電になると真っ暗で、不憫なうえ恐怖心も半端ない!
また、断水も困りますよね!
飲み水はもちろん、トイレの水すら流すことはできません。
懐中電灯やロウソク、ラジオ、飲料水、トイレ等の生活に使う水を湯船に溜めるなど、事前に対策しておきましょう!
■強風で物が飛ぶ可能性
強風で物が飛び、二次災害を起こすことがあるのはご存知だと思います。
もし強風にあおられた物が、飛ばされ落下したら???
考えるだけでゾッとしますね・・・
ベランダのゴミ箱や、鉢など対策しましたか?
物干し竿は下ろして固定し、洗濯ハンガーなどは部屋の中に入れてくださいね。
その他、ほうきやちりとりもお忘れなく!
忘れがちなのが、駐輪場の自転車!!これも必ずチェックしてください。
倒れたり、また飛ばされたりした場合、非常に危険です。
人や車に、危害を及ぼす前に、しっかり確認しておきましょう。
あと、基本中の基本!
台風時は外出しないこと!です。
鹿児島市の避難所一覧もご紹介しますので、避難警告等の出されたエリアにお住まいの方は、最寄りの避難所の確認をしてください。
⚠鹿児島市避難所一覧⚠
https://www.city.kagoshima.lg.jp/kikikanri/kurashi/bosai/bosai/hinanjo/shite.html
ここからは、わたくしの体験談です!
一昨年の台風の深夜に、入居者様より私の携帯に入電。
「エアコンから水がボタボタ流れ落ちてきています」と慌てた声でした。
ご入居中のマンションは、新築間もない新しい物件でした。
これは、エアコンの故障の可能性は薄く、強風が室外機から逆流し、雨水を押し戻していると私は判断しました。
入居者様には、強風が治まるまで近くの家財などを移動して、バケツやバスタオルなどで水漏れ対応をするよう指示しました。
やがて台風が過ぎ、風が弱くなったころにメールをしました。
すると、やはりエアコンからの漏水は止まったとのことでした。
■もし皆様でも、お部屋の中でこういう現象が起こったときは、まず強風による逆流と疑って、バスタオルやバケツなどで対応してみてくださいね!
別の台風での私の携帯への深夜の入電。
「火災警報器が鳴っています」
これは、感知器が風雨の吹き込みで誤作動を起こすことがまれにあります。
しかし、この時は電話で指示・誘導をするわけにもいかず、夜中、出動しました。
まず、管轄消防署へ通報。
そして現地へ向かい火災ではないことを確認、署へ報告して帰宅。
もし、お住まいの建物の火災警報器が鳴っていることに気が付いたら、管理会社へ連絡しましょう。
深夜の場合、連絡が取りづらいこともありますが何回かコールしてください。
そして、第一発見者として管轄の消防署へ通報しましょう。
☆鹿児島市消防署一覧☆
https://www.navitime.co.jp/category/0502003/46201/
「誤作動」かもしれませんが、もしかしたら「火災」かもしれません!
そうなると、1分1秒がとても大切です。
その行動で、被害も最小限に抑えることができ、救われる命があるかもしれません。
緊急時は、管理会社の仕事だから、自分はただの入居者だからという意識ではなく。
責任ある人間として、管理会社や入居者の隔てなく一致団結することが、とても大事だと思います。
それこそが、住みやすい理想の環境をつくっていくことだと強く思います!
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