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2020年08月29日
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不動産の履歴書“登記簿謄本”の見方その1~土地編
登記は安全かつ円滑に不動産取引ができるようにするためのものである。
土地や建物の物理的現況や権利関係を「登記簿」すなわち公の帳簿に記録すること。
その情報は一般に公開してあり申請すればだれでも見れます(取得できます)。
■土地の表示で地積を確認する(表題部)
地積とは、一筆の土地の面積。
㎡で表示される。
●ポイント→
昔と今では測量技術が違う。
よって、謄本と固定資産税評価証明書などの地積が一致しているか確認。
数字が違っていれば、どちらが正しいのか税務当局に確認する。
■調製・不動産番号・地図番号・筆界特定
●調整…紙媒体の登記情報をデータ化した年月日
●不動産番号…不動産を識別するための固有の番号で登記簿謄本の取得などに利用
●地図番号…法14条地図(法務局に備え付けられた精度の高い地図)が作成されている場合に記載
●筆界特定…その土地について筆界(土地の一筆ごとの境界)の特定がされている場合に記載
■所在・地番・地目・原因及びその日付
●所在…土地が所在する市、区、郡、町、村、字
●地番…土地を特定するために土地一筆ごとにつけられた番号
●地目…23種類存在(田、畑、宅地など)
●原因及びその日付…分筆や合筆、地積更生など登記の原因とその日付
以上が土地の表題部の各項目の意味とポイントです。
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